赤ちゃんを寝かしつける時間は何時くらいが良いの?寝かしつけに悩むパパ・ママの不安を徹底解消!?

赤ちゃんとの生活はほとんどが睡眠に当たります。
それが月齢が低ければ低いほど必要とされる睡眠時間は長くなります。

我が家の赤ちゃんもよく眠る赤ちゃんで、
産まれてすぐの頃は授乳時間も寝てばかりで起こすのが大変でした。

やっと飲んでくれたと思ったら
飲みながら寝ているなんてエピソードもありました。
しかし今では寝てほしいのに全然寝てくれないと
当初の悩みとは正反対になっています。

育児に睡眠という問題はセットとなっています。
近年では睡眠についての重要性もうたわれており
赤ちゃんの成長に大きく影響することも知られています。

赤ちゃんが眠るために我々親はどういったことがしてあげられるのか話していこうと思います。

赤ちゃんと睡眠

赤ちゃんと睡眠

先程赤ちゃんにとって睡眠が非常に重要であるとふれました。

ではなぜそんなに重要であるのかという理由についてお話しします。

大人の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返す睡眠リズムとなっています。
ノンレム睡眠とはその逆で脳が休んでいる状態とされ、
脳や身体の疲労回復をしている睡眠を言います。

一方、レム睡眠とは睡眠中でも目がピクピク活発に動き脳が働いている状態の睡眠を言います

赤ちゃんの場合眠っている間このレム睡眠がほとんどを占めているのです。

赤ちゃんは日中に見聞きした出来事を
レム睡眠の時間に整理し知識として蓄えていくのです。

また、睡眠中は赤ちゃんの成長に重要とされる成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンが身体的な成長を促すため、
睡眠の時間が短いと分泌時間も短くなってしまうのです。

赤ちゃんにとっての睡眠の重要性を分かって頂けたでしょうか?

赤ちゃんの理想の睡眠時間

赤ちゃんの理想の睡眠時間

WHOでは0〜3カ月は14〜17時間、
4〜11カ月は12〜16時間の睡眠時間が必要としています。

大体1~2時間ほどをお昼寝に当てるとしても
夜の睡眠時間はおよそ10~12時間が必要となります。

この時間を達成するためには、朝6~7時に起き、
夜は19~20時には寝る必要があります。

ここで注意してほしいのは低月齢の赤ちゃんは
まとめて睡眠をとる必要がないということです。

生後0日~低月齢の赤ちゃんは頻回な授乳を必要とするため
この時期はまとまった睡眠よりもトータルで眠った時間を重要と考えて下さい。

朝6~7時に起きて、夜19~20時に眠るよう配慮してほしいのは、
授乳間隔が安定し始める生後4ヶ月程度からがオススメです。

赤ちゃんの寝かしつけ

赤ちゃんの寝かしつけ

睡眠を確保する上で重要となるのが寝かしつけです。
多くの親御さんがこの寝かしつけに苦戦した経験があるのではないでしょうか?

ある調査結果によると寝かしつけにかかる平均時間のもっとも多かったのが、
30分だったそうです。
中には2時間かかったという結果もあります。

寝かしつけに時間がかかればその分親御さんのストレスも溜まります。
スムーズに寝てほしいと思うのは全親御さん共通でるよね。

ではどうすれば寝かしつけの時間を短くできるのでしょうか?

朝のルーティーン

赤ちゃんの寝かしつけというと皆さん夜をイメージします。
しかし、意外にも寝かしつけのコツは朝の時点から始まっているのです。

人間の1日のサイクルは24時間と思われがちですが実際は25時間と言われています。
そのため日々、サイクルが微妙にずれることが想像出来ますよね。

でも私達はきちんと夜に眠って、朝目が覚めます。
これは日光が関係しているのです。

朝の光を浴びることで体が「朝が来た」と認識し、
サイクルのずれを調整してくれるのです。

赤ちゃんにとっても同じことがいえます。
日光を浴びることで視覚が発達途中の赤ちゃんも
「眩しい」と感じ日光を認識していくのです。

そのため朝、目が覚めたらカーテンを開ける習慣をつけてみて下さい。

また、寝かしつけにムラがあり睡眠時間が少ない日でも、
朝は毎回同じ時間に起こすようにしましょう。

最初は大変かもしれませんが
慣れてくるとリズムが整い決まった時間に寝つくようになります。

夜のルーティーン

続いてお話するのは夜の寝かしつけについてです。

日中は赤ちゃんのお世話をし夕方寝る前にお風呂に入れて、
と寝かしつけに向けて準備を整えるかと思います。
ここで見直してほしいのは入浴の時間です。

赤ちゃんは寝かしつけをするギリギリの時間に入浴をしてしまうと
逆に寝付けなくなってしまうのです。

入浴することで体が温まって眠り易くなるのではと考える人もいると思いますが、
一番入眠しやすい状態は体温が平常のときなんです。

そのため入浴は寝かしつける1時間ほど前に済ませておきましょう。

次に照明です。
照明が付いたままだと睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌されにくくなります。

メラトニンは睡眠と覚醒のリズムを整え、
体内リズムを正常に保つ重要な働きがあります。

メラトニンの分泌を促すためにも眠る1~2時間ほど前から明かりを落し、
体を入眠する体制に移行できるようにしましょう。

おわりに

寝かしつけは赤ちゃんにとって成長でもあり
生活リズムを身につけるトレーニングにもなっているのです。

最初のうちはなかなか眠ってくれなくて、
手を焼いてしまう人も多いと思いますが子育ては先が長いです。

あまり躍起になりすぎず赤ちゃんのベースを考慮して
最適な寝かしつけ方法を見つけてあげて下さい。

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