赤ちゃんのおやつはいつから?どれくらいの量?どんなものがよい?不安のあるお母さんにご紹介!

あなたはおやつや食後のデザートを食べますか?

甘党・辛党があるにしても、パパやママだっておやつ好きですよね?
わたしは、あま~いチョコレートや和菓子を
香り高いコーヒーや濃いめの緑茶と一緒にいただくのが大好きです。

わたしたち大人は、自分へのご褒美や癒しを求めておやつを食べることが多いですよね?

でも、赤ちゃんのおやつの役割は大事な食事の一つなんです。

この記事では、赤ちゃんのおやつはいつから食べさせたらよいか、
第一子で経験した食物アレルギーも踏まえてお話していきますね。

赤ちゃんのおやつはいつから?

赤ちゃんのおやつはいつから?

食事ということは離乳食の開始時期に合わせてあげたらいいの?なんて疑問が湧いてきますよね?

いえいえ、赤ちゃんのおやつは大人のお菓子の感覚とは違います。
あくまで食事、補食としての役割なので離乳食が1日3回に定着し卒乳したころからあげましょう。

というのも赤ちゃんの胃はまだ小さく、消化機能も十分ではありません。
そのため1日3回の離乳食だけでは、必要な栄養を十分に摂ることができません。
そこで1日1~2回を補食としておやつを食べさせる必要があるのです。

もし、まだ卒乳しておらず1日3回の離乳食と授乳(ミルク)の場合は、
おやつはあげなくて大丈夫です。

断乳を始めるのであれば、授乳(ミルク)回数を減らして、
おやつの回数を1日1回からはじめてみるといいですよ。

保育園での赤ちゃんのおやつはいつから?

保育園での赤ちゃんのおやつはいつから?

保育園での赤ちゃんのおやつをいつから与えるかというと、
家庭と同様で1歳を過ぎて離乳の完了前後からが多いです。

保育園の中には、「赤ちゃんのおやつは一律何か月からはじめます」という保育方針の園もあるかもしれません。

長崎県では、1~2歳児のおやつは朝と昼の2回分で140kcalくらいになるように規定1)しています。
0歳児については、“月齢や発育状態、健康状況を考慮しながら乳児の実態に沿って定める。
乳児期は、発育の個人差が大きいので、家庭での状況等も考慮する。”と記載がある1)ので、
状況に応じて、補食としておやつを食べている子もいるかもしれません。

わたしの第一子の保育園では、
「おうちではおやつはどうしていますか?」と離乳食の進行状況とともに、
おやつをいつからあげるかについてちゃんと聞いてくれました。

朝のおやつは市販品、昼のおやつは手作りと言われました。
市販のおやつは、「おうちで食べさせたことがないものは食べさせません」という保育園の方針だったので、
どんなおやつを出すか事前に聞いて自宅で食べさせて、
アレルギーなど問題ないことを確認していました。

既に保育園に預けておられる方は、
おやつはいつから食べさせているのか、
家庭で練習する必要があるかなど、直接聞いてみると良いでしょう。

これから保育園に預ける方も、
見学に行った際などに聞いてみておくと家庭での離乳食を進める際の目安になりますよ。

1)保育所・認定こども園における「食事の提供に係る業務」実施要領(改訂3版)第3章栄養管理より

赤ちゃん用の市販のおやつはいつから?

保育園での赤ちゃんのおやつはいつから?

赤ちゃん用の市販のおやつは、
早い月齢で7か月ごろから食べられるものがありますが、
離乳を完了してからの方が良いでしょう。

7か月ごろから食べられる市販のおやつに、
お米を原料としたソフトせんべいやたまごボーロがあります。
見たことの多い人も多いのではないでしょうか?

早い子では7か月ごろから、手づかみで食べられるようになるので、
手で食べる姿がかわいくてついつい市販のおやつをあげたくなってしまいますよね。

でも、7か月ごろから食べられると記載されているソフトせんべいで、
カニやエビなどの甲殻アレルギーを起こす子もいます。

これは、直接原材料に含まれてはいないのですが、
製造工場内でカニやエビなどを扱っているので、
微量に混在している可能性があることを示しているんです。

同じように、たまごボーロは原材料に卵をつかっているので、
卵アレルギーの子やまだ卵を離乳食で試していない子にはあげてはいけません。

なぜなら食物アレルギーは、
少量でも全身が真っ赤になり中には呼吸困難になる子もいるからです。

離乳食でその食材のアレルギーがないか確認する前に、
「大丈夫だろう」と安易にあげると取り返しのつかないことになってしまいますよ。

第一子の離乳食を食べさせていた時、
産院でもらっていた粉ミルクのサンプルがもったいないからと、
離乳食に混ぜて食べさせたことがあります。

そうしたら全身真っ赤になって、
とても焦った経験があります。

当時、母乳とミルクの混合だったのですが、
まさかのミルクアレルギーだったんです。

サンプルでもらったものは普段飲んでいる粉ミルクと違ったので、
アレルギーが出てしまったようです。

おなじような市販のおやつでも、
特定のおやつにアレルギー反応を起こすことがあるかもしれません。

市販のおやつを赤ちゃんにあげる時期は、
離乳食が完了したときが良いです。

赤ちゃんにあげる際には、
きちんと裏面のアレルギー情報も確認して、食べさせたことがある食品か確認しましょう。

まとめ

赤ちゃんは、胃が小さく消化機能が未発達なので1回に多くの量を食べられません。
そのため、1日3回の食事に加えて、朝・昼の2回補食という食事としておやつを食べさせます。

大人のおやつの感覚とは違い、栄養を取るための食事の一環であることを意識しましょう。

まだ授乳中で離乳食が進んでいない段階でおやつをあげるのはやめましょう。

市販のおやつをあげる際には、
必ず裏面をみて食べさせたことがない食材はないか確認しましょう。

保育園に通っている、通う予定がある場合は、
事前に保育園側におやつの提供方針について確認しておきましょう。

事前に確認しておくことで、家庭での離乳食の取り組み方が変わってくることがありますよ。
いかがだったでしょうか。
この記事があなたの育児のお役に立てれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました