沐浴の時は泣かなかった赤ちゃん。
お風呂に入れるようになると泣くようになってしまった。
赤ちゃんは、とても繊細です。
考えられる原因と対処法を3人の子育てを経験した体験も含めてご紹介していきます。
この記事の概要
- お風呂で赤ちゃんが泣く原因は?
- お風呂で赤ちゃんが泣く時の対処法
- お風呂が赤ちゃんに大切な理由
- どうしても泣き止まない時はどうしたらいいの?
- まとめ
お風呂で赤ちゃんが泣く原因は?
赤ちゃんはとても繊細です。
少しの変化にも敏感なのです。
「怖くて泣いている」「不快で泣いている」のです。
具体的にはどのようなことなのでしょうか。
怖くてないている時
*体勢が悪い
*いつもと違う雰囲気
*服を脱がされる恐怖
不快で泣いている時
*お湯の温度
*眠い
*お腹いっぱいもしくは空いている
*突然のお風呂に驚いた
*寒い暑い
*シャワーの水圧
*石鹼などが目や耳に入った
*体の不調
以上のことが考えられます。
赤ちゃんは、小さな変化にも敏感で泣くのです。
お風呂で赤ちゃんが泣く時の対処法
赤ちゃんが、怖くて泣いている時は、しっかり抱っこしてあげましょう。
ママやパパの体の一部が接触していると安心します。
大丈夫だよ!の声かけなどしながら服を脱がしていきましょう。
脱がしたら薄い布、ガーゼのハンカチなどを赤ちゃんに乗せておくことです。
一糸まとわぬままでは何をされるかわからない恐怖から泣くこともあるからです。
お風呂の湯船に入っている時もガーゼのハンカチなどを乗せて浸けてあげましょう。
私の経験からも赤ちゃんは安心します。
体を洗う時は、赤ちゃんの体をしっかり安定させましょう。
赤ちゃんが石鹼などで滑るようなら柔らかい布を敷いて洗うと安定します。
また、赤ちゃんは色んな事に敏感です。
お風呂の明るさやお風呂の反響する音、水の音も恐怖の原因です。
これは、慣れるしかありません。
ママがしっかり声かけや安心感を与えてあげて下さいね。
では、不快で泣いている時の対処法を一つずつ説明していきます。
★お湯の温度
赤ちゃんのお風呂の温度は38度~40度です。
大人からするとぬるいと感じるかもしれません。
また、冬だからといって長湯すると
赤ちゃんが疲れて泣き出すこともありますので注意して下さいね。
★眠い
赤ちゃんが眠たそうにしている時はやめましょう。
ママは赤ちゃんの生活サイクルを理解しておきましょう。
★お腹がいっぱいもしくは空いている
お腹がいっぱいで苦しくて泣いている場合があります。
反対にすいている時もあります。
授乳1時間後を目安に入浴しましょう。
★突然のお風呂に驚いた
突然、服を脱がされるだけでも赤ちゃんはびっくりします。
お風呂入ろうね!などの声かけをし、勢いよく脱がすのは控えましょう。
その際、ママは泣かれるのではないか?など不安な気持ちになると赤ちゃんにも伝わります。
ゆったりとした気持ちで接しましょう。
★寒い暑い
浴室が暑かったり、寒かったりすると不快で泣きます。
赤ちゃんは、温度や変化に敏感です。
体温調節も未熟で、サウナや冷蔵庫の中のように感じてしまいます。
冬は浴室をシャワーやヒーターなどで温めたり、夏は換気などで対処して下さい。
★シャワーなど水圧
勢いよくシャワーをかけると水圧でびっくりします。
桶などで湯をすくってゆっくりかけてあげたり、足元から徐々にかけてあげるのもいいですね。
★石鹼などが目や耳に入った
石鹼は赤ちゃん用の刺激の少ないものを使いましょう。
目や耳に入った場合は素早く拭き取って下さい。
シャワーは水圧で飛び散るので目や耳に入りやすくなります。
桶などでゆっくり流しあげるのもおすすめです。
★体の不調
お風呂の前に体調に異常がないか確認しておきましょう。
湿疹やあせもなどで石鹼が染みて痛いなどの場合もあります。
だからといってお風呂で清潔にしないと悪化の原因になります。
早めに、医師に相談して下さいね。
赤ちゃんがお風呂で泣く原因は、一つとは限りません。
いくつかの原因が重なっていることの方が多いです。
我が家の次男はお風呂で泣く子でした。
浴室が少し暗かったので明るくし、
暫く脱衣場で抱っこをしながら話しかけをしました。
お風呂に入って綺麗になろうね。
これから入るけど怖くないからね。
ママも一緒だからね。
と言いながら入ったものです。
赤ちゃんは6ヶ月の頃から言葉の理解が進みます。
理解してくれたのか徐々に泣くことが少なくなりました。
お風呂に入る不安をなくしてあげるのも大切です。
お風呂が赤ちゃんに大切な理由
赤ちゃんの成長は目まぐるしく新陳代謝も活発です。
毛穴の数は大人と同じで汗もかきやすく、皮脂も多いです。
清潔を保つため1日1回はお風呂に入りましょう。
汚れは肌トラブル、湿疹やあせもの原因になります。
どうしても泣き止まない時はどうしたらいいの?
完璧に対策しても赤ちゃんが泣く時もあります。
そんな時は、悲観的にならず、赤ちゃんが安心するように声かけをしてあげて下さい。
赤ちゃんも日が経つにつれ少しずつ慣れていきます。
泣かれても仕方ない、と大きな気持ちでいて下さい。
赤ちゃんにとって何より信頼できるママの不安が一番の原因になります。
まとめ
毎日のお風呂は赤ちゃんに泣かれて憂鬱になりかねません。
しかし、ママの気持ちは赤ちゃんに伝わることを忘れないで下さいね。
お風呂は温かく、楽しい所だと赤ちゃんに伝えることも大切です。
赤ちゃんの肌と直に触れ合えるコミュニケーションの場として楽しんで下さいね。